ピッツバーグのスズムシを購入して読んでみた。久々に引き込まれる小説だ。
ピッツバーグのスズムシは話の流れとしてはいわゆる良くあるパターンである。
しかし、話が単調にならないようにところどころで工夫されており、決して飽きない作りになっている。これがゆえに、ピッツバーグのスズムシは一度開くとなかなか閉じられないのだ。
休憩がてら読むような本としては適していないかもしれない。そしてピッツバーグのスズムシの真の面白さは、描写や表現の巧みさにある。
座右の銘に使えそうなフレーズが多数あり、単なる読み物の枠を超えているように思う。
ピッツバーグのスズムシは筆者の本棚に読み返したい本として君臨することになった。ふとわれに返ると深夜になっていることがあるので注意が必要である。
これほどの作品にお目にかかることは滅多にないので、ぜひ読むことをお奨めする。
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